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Posted by ミリタリーブログ  at 

2015年01月23日

次世代416 リコイルオミット




今回は依頼のあった東京マルイ 次世代電動ガン HK416Dをカスタムしていきます


内容は

リコイルオミット(軽量化と消音化)

配線を通常の通電レールを使わずテフロンを使用して直配線(通電ロスを少なくしてレスポンスアップ)

初速低下を回復

モーターをEG1000からLONEX A2ハイトルクモーターに交換(マルイ サマコバより高性能で低燃費 高トルク)

このような感じです

モーターは前回レビューをしているのでそちらを参照



最近リコイルオミットが多いですね 人によっては最初は楽しいものの使って行くうちにうるさいとか必要ないとか飽きてしまう様です




では早速診断してみます

新品購入後5000発程度使用

リポ2セル 20C




サイクルはさておき次世代にしては初速が若干低いです


個体差がありますが416は92前後あった様な気がします


リコイルウエイトによりかなりの負担がかかっているので5000発程度でもやはり他の電動ガンより早く初速も低下するようです



もう少し元気にしてあげたいと思います





早速バラします






内部はノーマル

5000発程とまだ新し部類なのに結構汚れてます

明らかにスタンダードの汚れ方と違います





スイッチまわりもSBDがつけてあるにも関わらず接点が結構きてます









配線をテフロンシルバーコードに交換します

今回は通常使うシルバーコードより若干細いライラクスのエレメントコードを使用します

次世代の場合あまり太いとストックレールに配線を這わす際に収まりきらないのでなるべく細めが良いです





駆動給排気系を洗浄し丁寧にグリスアップして組み込みます

今回はスプリング等の交換は致しません

次世代はきっちりとグリスアップするだけで初速が回復します

もしグリスアップしても初速がかわらない場合はグリスアップ方法の見直しとスプリングのヘタリが激しいと言う事が原因だと思います




モーターは前回レビューしたLONEX A2を組込ます

非常に素晴らしいモーターでおすすめします

しかし基本的に次世代にポン付するとピニオンの形状によりギア鳴きが大きくなります

そんな場合はピニオンとタワーとスプリングをマルイ製に交換することで解消出来ますがLONEXのシャフトにマルイのピニオンを使用すると若干ぐすいのでロックタイト等を塗布して使用すると使用出来ます

本来SHS等の若干シャフト径が小さい物を焼き入れで使用する事をおすすめします




LONEXモーターやその他社外ネオジム系モーター全般に言える事ですがマルイ製モーターより若干モーターカンが大きい様でステッカーを剥いで使用します

ステッカーを剥ぐだけでスムーズにモーター上下しやすくなりモーターの角度も安定します


スイッチ保護の為SBDも取付ます FETのみ取り付けるより熱暴走の心配がないSBDで充分だと思います

FETをつけるならFCUを組み込む方が効果があるのでFCUをおすすめします




そしてリコイルをオミットしておきます



ウエイトを外すことによりいままでウエイトから伸びているシャフトでスプリングガイドを固定していたものが出来なくなるので M5の60mmのネジとワッシャーとナットを使用してスプリングガイドを固定しておきます

これをやらないとガイドが固定できず いずれトラブルが発生するので注意が必要です






配線を綺麗にストックに沿わせて固定します





バッテリーの収納場所はチューブすると毎回面倒なので通常通りストックに収納出来るように配線しました

伸縮も可能です

勿論コネクターはT型に交換してあります





そして診断してみます



サイクル約4アップ 初速約4アップあ

非常に使いやすいセッティングになりました

今回交換したモーターはEG1000より回転数は若干低いのでサイクルアップした要因はリコイルオミットとグリスアップによるものだと思います

初速は予想通りグリスアップで回復しました

ウエイトを外す事により前後の重量バランスが崩れるかと思いましたが416の場合非常にバランスが良い感じです

セミフル共にレスポンスが非常に良くなり使いやすいと思います



TOMIMASU BASE HP
tomimasu.amebaownd.com/







  


Posted by ボブ隊長 TOMIMASU BASE  at 10:37Comments(4)カスタム

2015年01月15日

ハイトルクモーター LONEX A-2




今回は以前から気になっていた 台湾 LONEX社 TITAN A-2 モーターを組み込んでみたいと思います



外観





綺麗に梱包されています





エンドベル形状 

ブラシの配線が極太です 分解可能





ブラシはRC共通のスタンドアップブラシ
 
他のモーターと違いカスタムの幅が広がります





タワー形状 

マルイ製の物より若干幅が広いです スプリングは長いのでカットするかマルイ製の物を使用した方が良いです
タワーに2個のベアリングが入っています






ピニオンはOタイプ 形状はマルイに近いですがそのまま使用すると若干鳴きが出ます

今回はSHSに交換して組込ました






(データ比較)   
※新品慣らし状態

      (EG1000)  (新型サマコバ)  (LONEX A2)

回転数   27450     23640      25920

トルク     3210      5929       6122

消費電流  2.65      2.96       2.56


(ガンジニア様HPより)




データをみてわかるようにマルイの新型モーター サマリウムコバルトモーターをすべて完全に上回っています


特に他のネオジム系モーターは非常に消費電流が大きいのに対してLONEX A2はフェライト系のEG1000より少ない消費電流です

このLONEX A2はネオジムではなくサマコバを使用している様です


トルクも化け物級でSYSTEMA MAGNUM MOTOR に匹敵しています


DSGに使用する高レートスプリングにはまさにぴったりなトルクです


しかし少しでもセッティングミスをするとギアの粉砕 軸受けやメカボックスが破壊するのでシム調整やギア比等はしっかり調整が必要です


立ち上がり速度もMAGNUM MOTORには若干届きませんがマルイ製サマコバより早いです


LONEXモーターはA5~A1までありそのうちA2とA5がトルク型になり通常のセクカやライトチューンにはA5程度のスペックで充分な様です
その他のシリーズはハイスピード型の様です


今回は駆動系にDSG 電装系にFCU ASCUを組み込んだM4で診断してみました





マルイ EG1000






LONEX A-2






データで予測していたサイクルと違いサイクルが5発もあがってしまいました


今回のDSGのギア比はトルク型の20:1の物です 動力は7.4Vリポバッテリー


恐らく今のスプリングレートではEG1000にかなりの負担がかかりサイクルが30程度だったのがLONEX A2に交換することによりトルクが2倍になりスプリングをしっかりと引けてサイクルがあがったのではないかと思います


セミメインの為サイクルは必要ありませんが遅いよりは早い方が好みなので良しとします



肝心なセミのレスポンスはまさに圧巻の一言です



ヨーロッパ勢の様にカカカっとセミが連射出来ます



このLONEX A2に交換したことによりASCUで常時モーターブレーキがかかりコミューテータにダメージをあたえてもモデファイなので分解しコミューテータを研磨して長く使用することが出来ます


ブラシもRC用のシルバーブラシ等のカスタム系を使用する事ができてカスタムの幅が広がり楽しみです


モーターの価格もマルイサマコバが13000円前後に対して8000円前後と安くて助かります


しかしこれまた海外製FCUと同じく入手が困難です 代理店がもう少し増えてくれれば良いのですが



とにかく非常に素晴らしいモーターです


TOMIMASU BASE HP
tomimasu.amebaownd.com/





  
タグ :LONEX DSG ASCU


Posted by ボブ隊長 TOMIMASU BASE  at 10:48Comments(2)カスタム

2015年01月13日

次世代 SCAR リコイルオミット



今回は以前デジタルトリガーシステムマッチを組み込んだ 東京マルイ 次世代電動ガン SCAR-L CQC のリコイルオミットをやっていきます

DTM組込の詳細はコチラ
http://tomimasubase.militaryblog.jp/d2014-10-11.html


(リコイルオミットをする自分なりの理由)

軽量化してゲームで使いやすくする

FCU導入に従い燃費が悪くなった分メカの負担を減らし燃費向上

元々リコイルはいらない派 (リコイルならガスブロ)

とにかくセミのレスポンスアップ


とこんな感じでリコイルをオミットしていきます


その前に良く話に聞く次世代をリコイルオミットするとバランスを崩して調子が悪くなる

ウエイトがなくってサイクルが早くなりギアクラッシュやピスクラする

等を聞きますがそのような事はまずありません

そもそも次世代電動ガン自体普通のスタンダード電動ガンと同じギア比でノーマルEG1000で駆動しているのでスタンダード電動ガンに負担をかけて駆動させているだけなのでリコイルオミットすれば普通のスタンダード電動ガンになるわけなので上記の様な事はありません

ただしM4系のようなウエイトがストックチューブにある物はリアにあるウエイトがなくなる分フロントヘビーになり重心が若干崩れて狙いに憎くなります

その他ピストン等スタンダード電動ガンより強度があるのでオミットすることにより耐久性はあがります







通常通り分解してメカボックスを取り出します


そしてまずリコイルバーを外します




次にボルトベースブロックを分解します





ベースブロック内のボルトリコイルと連結するパーツを外します





そしてリコイルユニットを分解して画像のパーツを外します





リコイルユニットをすべて外したらベースブロックを取り付けます






これでリコイルオミット完了です


これが今回外したパーツ




重量は325g




結構な軽量化になりました


そして診断してみます





オミット前の初速は画像を撮り忘れましたが93後半でした

初速に変化はありません

サイクルはDTMを組んでいる為正確ではないので計測していませんが若干アップでスタンダード電動ガン程度

リコイルをオミットすることによりDTMの効果がはっきりとわかるようになりセミのレスポンスがあきらかにアップしました

これでゲームに使ってもリコイル音で場所がばれたりする事がなくセミでガンガン撃てそうです


次回は今話題のマルイ サマコバモーターをしのぐ LONEX社 A-2 TAITAN モーターのレビューをしてみたいと思います



TOMIMASU BASE HP
tomimasu.amebaownd.com/







  


Posted by ボブ隊長 TOMIMASU BASE  at 21:40Comments(4)カスタム

2015年01月08日

電ハン GLOCK18C チューン ②




前回の続き


前回バレル交換とHOPまわりの気密とりで初速73程度まであがりました


そして今回は内部をいじってみます


組み込むパーツはこんな感じ



メタル軸受
フルシリンダー
スプリングガイド
パワースプリング

定番の内容です


早速メカボを綺麗に洗浄して軸受を固定して一番重要なシム調整をします


電ハンはすべてのパーツサイズが小さくモーターの調整範囲も少ない為ベベルを基準としたシム調整を行います


通常電動ガンの場合はベベル基準にするとスパーが持ち上がり過ぎたりセクターとタペットプレートが干渉したり正確性にかける所があるので通常のスパー基準で行います


スパー基準でギア鳴りが大きい場合はたいていベベルが低すぎて鳴きをおこしています


その場合少しスパーとベベルをあげてやると鳴きがすくなくなります


それでも消えない場合はピニオンとベベルの相性や社外グリップの場合モーターのタワーが通る部分がメカボックスの〇の部分とずれている場合があるので削って形をあわせてやると良い場合があります




話がそれましたが今回は電ハンなのでベベル基準でやっていきます




目安として初めに純正のギアの高さを測っておくと間違いありません


今回のG18Cのシム調整はかなりのキツキツ状態でした


パワースプリングを入れる事によりかなり負荷がかかってしまいレスポンスが悪くなるので少しでも負荷を減らすため入念にシム調整を行います



今回はスプリングを強化するためシリンダーも加速型からフルシリンダーに交換します





ノーマルスプリングを使う場合はフルシリンダーにすると空気を押す力が弱くなり初速が低下するのでスプリングを強化する場合のみフルシリンダーに交換します


ピストンヘッドも少し加工しておきます







あとはノズルまわりのグリスアップをして完了です


使用するグリスは高粘度タイプを使用します


シリコンを使用すると初速がかなり低下します


私の場合電ハンに限らず通常電動ガンでもノズルまわりのみマルイの高粘度グリスを使用します







そして計測してみます




今回はデータをとりたくてあえて限界まで初速をあげてみました


結果インナーバレルを延長しなくても通常電動ガン並みの初速になりました


しかし当然スプリングが固い為レスポンスは低下してしまいます


リポでなんとか回せる程度のレスポンスでノーマルバッテリーだとかなりきついと思います


燃費も当然悪く実用的ではありません


このあとスプリングを2巻カットして通常のガスブロ程度の初速76前後に調整して完成としました


スプリングカットでレスポンスも通常通りに戻り初速もーマルから8程度あがりサイドアームに調度良い仕様になりました


ノーマルスプリングをかさ上げする方法もありますがノーマルスプリングはすぐにヘタるので今回の様に強化スプリングをカットする方法がヘタリにくいと思います


今回の強化スプリングは組み込む前に一番縮めた状態で2~3日放置してヘタらしてから組み込んでいます


実際3mm程短くなっていました



この時期大活躍の電ハン 今週使うのが楽しみです




TOMIMASU BASE HP
http://s.maho.jp/homepage/1ebb85a713ed906d/




  


Posted by ボブ隊長 TOMIMASU BASE  at 08:46Comments(0)カスタム

2015年01月06日

電ハン GLOCK18C チューン ①



新年あけましておめでとうございます



今回はこの寒い時期に大活躍の電動ハンドガンをカスタムしてみたいと思います


ベースは東京マルイ G18C 改良盤です




まずは診断




HOPなし0.2Gで 初速68前後 

電ハンらしい数値です

今回は初速を若干上げて電ハン特有のトリガーレスポンスの悪さを出来るだけ解消出来ればと思います


早速分解








実に身が詰まっています


早速レスポンスアップの為配線をテフロンシルバーコードに交換します

通常の電動ガンに使用するものより若干細い物を使用しています

あまり太いとクリアランスの問題でグリップにメカボが収まりません



勿論完全にリポ仕様なのでスイッチ保護の為メイドインチャイナのモーターにSBDを取付ます



そしてとりあえず初速アップの為インナーバレルをPDIの01に交換します




長さが1cm程長くなりますがギリギリおさまります

サイレンサーをつけてロングバレルにすれば楽に初速はアップしますが外観を留めたいので今回はコチラを使用します

上 純正 
下 PDI






そして従来のバッテリーを取り付けるユニットをすべて排除してスイッチから直に配線を持ってきます

市販のリポ用外部コネクター等を使用すると電気抵抗が増えて嫌なのとバッテリー収納スペースも若干広くなるので良いと思います





コネクターは通常のBECコネクターからT型コネクターのミニタイプを使用します

通常のT型コネクターより一回り小型で容量もマイクロやミニコネクターよりかなり大きいので充分な仕様です

収納も問題なく出来ます








そして今回はここまでで診断してみたいと思います




HOPなし 0.2G 初速73

バレル交換だけで5もアップしました

通常バレル交換のみだと3程度のアップの様ですが今回画像にはありませんがHOPまわりの気密とりもやっているのでそちらの効果もあったようです

気密とりといってもパッキンにはがせるボンドを少量塗り取り付けただけです

シールテープはすぐに破れるので使用しません

剥がせるボンドは綺麗にはがせて便利です



次回は内部を少しいじってみようと思います

レスポンスも非常に良くなっていますので次回音声波形データで検証してみたいと思います



今週は撃ち始めゲームがあるので楽しみです


TOMIMASU BASE
http://s.maho.jp/homepage/1ebb85a713ed906d/


  


Posted by ボブ隊長 TOMIMASU BASE  at 09:16Comments(0)カスタム