2015年01月08日
電ハン GLOCK18C チューン ②
前回の続き
前回バレル交換とHOPまわりの気密とりで初速73程度まであがりました
そして今回は内部をいじってみます
組み込むパーツはこんな感じ

メタル軸受
フルシリンダー
スプリングガイド
パワースプリング
定番の内容です
早速メカボを綺麗に洗浄して軸受を固定して一番重要なシム調整をします
電ハンはすべてのパーツサイズが小さくモーターの調整範囲も少ない為ベベルを基準としたシム調整を行います
通常電動ガンの場合はベベル基準にするとスパーが持ち上がり過ぎたりセクターとタペットプレートが干渉したり正確性にかける所があるので通常のスパー基準で行います
スパー基準でギア鳴りが大きい場合はたいていベベルが低すぎて鳴きをおこしています
その場合少しスパーとベベルをあげてやると鳴きがすくなくなります
それでも消えない場合はピニオンとベベルの相性や社外グリップの場合モーターのタワーが通る部分がメカボックスの〇の部分とずれている場合があるので削って形をあわせてやると良い場合があります
話がそれましたが今回は電ハンなのでベベル基準でやっていきます

目安として初めに純正のギアの高さを測っておくと間違いありません
今回のG18Cのシム調整はかなりのキツキツ状態でした
パワースプリングを入れる事によりかなり負荷がかかってしまいレスポンスが悪くなるので少しでも負荷を減らすため入念にシム調整を行います
今回はスプリングを強化するためシリンダーも加速型からフルシリンダーに交換します

ノーマルスプリングを使う場合はフルシリンダーにすると空気を押す力が弱くなり初速が低下するのでスプリングを強化する場合のみフルシリンダーに交換します
ピストンヘッドも少し加工しておきます


あとはノズルまわりのグリスアップをして完了です
使用するグリスは高粘度タイプを使用します
シリコンを使用すると初速がかなり低下します
私の場合電ハンに限らず通常電動ガンでもノズルまわりのみマルイの高粘度グリスを使用します

そして計測してみます

今回はデータをとりたくてあえて限界まで初速をあげてみました
結果インナーバレルを延長しなくても通常電動ガン並みの初速になりました
しかし当然スプリングが固い為レスポンスは低下してしまいます
リポでなんとか回せる程度のレスポンスでノーマルバッテリーだとかなりきついと思います
燃費も当然悪く実用的ではありません
このあとスプリングを2巻カットして通常のガスブロ程度の初速76前後に調整して完成としました
スプリングカットでレスポンスも通常通りに戻り初速もーマルから8程度あがりサイドアームに調度良い仕様になりました
ノーマルスプリングをかさ上げする方法もありますがノーマルスプリングはすぐにヘタるので今回の様に強化スプリングをカットする方法がヘタリにくいと思います
今回の強化スプリングは組み込む前に一番縮めた状態で2~3日放置してヘタらしてから組み込んでいます
実際3mm程短くなっていました
この時期大活躍の電ハン 今週使うのが楽しみです
TOMIMASU BASE HP
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