スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ  at 

2017年08月02日

ハイキャパE ショートストロークトリガー



今回はハイキャパEのトリガーを軽く短く素早く引けるようにカスタムします

現在のシューティングマッチではトリガーレスポンスの優位性で圧倒的にガスガンが多いですが最近ではプリコッキングFETやマイクロスイッチを組み込む事によりガスガンと大差ないレスポンスとなり電動ハンドガンでも良い成績を収めておられる方も出てきました

現在私自身も他のメンバーもほぼ電動メインで使用しております

そんな事で電動ハイキャパEのトリガーをショートストローク化していきます



今回は依頼品のハイキャパEを分解していきます

内容は ショートストロークトリガー・配線交換・直リポ配線・SBD取付

分解方法は多数あがっているので省略



メカボックスを取り出してまずはスイッチをバラします




スイッチを取り外しスプリングを1巻程カットします

ここでスプリングをカットし過ぎると引きは柔らかくなるもののリターンが遅くなりレスポンスに影響がでますので程々に留めておきます 

スプリングカットはやらなくてもOKです

少しでも引きを軽くしたい場合のみカットします



次は0.5mm程度のプラ板を用意してスイッチの後退量を調整してスイッチを少し前進させて状態にします



赤〇部分に0.5mm程度のプラ板を接着します

ポイントはスイッチが端子に当たるギリギリにプラ板の厚みで調整します

今回のカスタムもですがカスタム調整をする場合マイナス方式がやり易いです

プラ板を0.8mm程度貼って調度良いポイントまで削ってやる方法をおすすめ致します

プラ板をスイッチ側に貼ると接着剤のはみ出しやプラ板のはみ出しでスイッチ自体の動きが悪くなるのでBOX側をお勧めいたします



プラ板を貼りつけてスイッチを組み込む際に無理に押し込むと端子が広がりトリガーの接点がかわってしまうのでゆっくりと丁寧にスイッチを組み込んで下さい

自分の場合さらにスイッチを組み込む前にバリ取りとスイッチを全体的に削ってスイッチがよりスムーズに動く様にしてから組み込んでいます



こちらが組み込んだ画像

黄色の分だけスイッチが前進しています

これでスイッチはOKで次はトリガーユニットの調整です




まずトリガーを分解してスプリングを1巻カットします

こちらもスイッチ同様でカットし過ぎるとリターンが遅くなるので程々にカットします

そしてこのトリガーですがかなりバリがある個体があります

今までかなりの数のハイキャパEをカスタムしましたがほぼバリだらけでトリガーフィーリングが良くない物が多数です

最近のロットは多少改善されている様ですがここでもバリ取りをきっちり行う事をお勧めいたします

トリガーユニット内部にグリスを使う場合はマルイ高粘度低粘度等はトリガーが重くなるので使用せずシリコンスプレー程度にしておきます



次は2mm程度のプラ板を用意してトリガーの後退量を調整します



赤〇部分にしかっりと接着します

マイクロスイッチを使用する場合はトリガーユニット内部にプラ板を組込こともありますが通常は画像の位置にプラ板を貼ることにより最後の調整の際に非常に楽に調整が可能です

ここもマイナス方式で少し厚めのプラ板にしておき最後に削って調整します


次はトリガーバーの加工です



こちらもバリだらけが基本なのでバリ取りを行います

個体によってはメカボックスとシャーシの隙間が狭くトリガーバーの動きが悪くトリガーレスポンスが悪い物もあります




そして今回は配線もテフロンに交換ですのでトリガーバーの赤〇部分を削ってスペースを広げておきます

テフロン配線等の社外の配線材を使用すると純正より配線が若干太くそのまま組み込むとトリガーバーの赤〇部分がスイッチユニットからモーター+に行く配線と干渉しトリガーレスポンスが悪くなっている物をみかけます

しっかりとスペース確保してやることをおすすめいたします

私の場合トリガーバーを全体的に削って磨いてやりトリガバーの動きを良くしてやります

ガスブロMK23も同様ですね

そしてここでもプラ板2mm程度を赤〇部分にしかっり接着してトリガーストロークを調整します



ここも少し厚めにして最後に調整します

プラ板がトリガバーからはみ出ない様に整形してください


そして配線材を交換して直リポ配線にし最後にSBDを組んで完成です

本来ならコネクターもBECからミニ2Pに交換しますがミニ2Pにした場合バッテリーとのクリアランス
がより狭くなり2Pコネクターがバッテリーを傷つける事例があったので今回はBECにしました

私自身のコネクターはミニ2Pを削ってより小さくした物を組み込んでいます



最終調整はすべて組んだ状態で可能です

調整試射の際はパーツNo EH31 コードカバーを付けた状態で行ってください(トリガーバー押さえがある為)

トリガバーのプラ板を削る場合はコードカバーを外してトリガバーをスイッチ側から引き上げてやると削れます


最終調整の際のポイント

トリガーを引いても発射出来ない:トリガーユニットに貼りつけたプラ板をデザインカッターで少しずつ削る

一発発射したあと次が撃てない:トリガーバーが跳ね上がったままになっていますのでトリガバーのプラ板を削る

調整の際は少し余裕のある調整をおすすめいたします


ホームページリニューアル
TOMIMASU BASE HP
tomimasu.amebaownd.com/


ハイキャパEを使用したシューティングマッチ






  


Posted by ボブ隊長 TOMIMASU BASE  at 16:01Comments(0)カスタム